GWとセローの話
今更ながらGWの話です。
満喫してきました。
友人のR1ライダーがこちらに遊びに来てくれました(いつもすみません)。
同じメーカーとは思えないこのチグハグ感。
さぞかしすれ違ったライダーは何だあの2台…(特に青い奴)と思った事でしょう。
時間の許す限りバイクの話をしたかった位、湖のほとりでバイクダベりおじさん化。
というわけで、少し寒さの残る榛名山・赤城山の峠道を楽しんだ2日間でした。そしてLEXINというインカムを初体験。安い中国製でしたがシャープネスが効いていて聞き取りやすく、路面状況の確認や談話等、とにかく便利過ぎて後に戻れないですね。
途中気さくに話かけて頂いたカワサキライダー2人組がとても印象深く、自分のバイク観がまた少し変わりました。大型二輪免許が欲しいね。
まあ今はWRで十分なんですが…。
3日目はセローと西へどこまで行けるか挑戦、下道限定で。
諏訪地方まで来て、折角なので御朱印を貰おうと四社巡ったら…
ナビでの日帰り到達時間が限界、急遽暗くならないうちに帰ることに。
諏訪大社は上社下社どちらも何度来ても落ち着くというか、やはり個人的なパワースポットなんですよね。こちらも時間の許す限り居たいレベル。次は泊まって朝からゆっくり巡りるぞ。某キャンプアニメにも出ていた有名な温泉、片倉館も未だに行けず…。
帰り道は霧ヶ峰を通りました。日の落ちかけた標高1700mはリアルに寒過ぎる。モンベルのフリースを持って来て正解でした。続いて女神湖あたりを過ぎてしばらく経った頃、鹿3回、狐1回と接触しそうになりました。この時ばかりは爆音マフラーが羨ましく思えた…。暗い山道から見る佐久の街の灯りは頼もしく見えると共に、24時間営業のGSもありの本当に頼れる街であった。
結局家に帰れたのは夜の11:30頃、疲れました。
そして、これが多分最後のセローとの旅になるかもしれないと薄々感じながら走りました。実はセローの買い手が見つかったのです。
丁度この旅の途中にTELがかかり、知り合いから希望の金額で買い取ってくれるという話でした。喜びと寂しさと同時に今しかないかもしれない、と。バイクというのは売れる条件とタイミングが重なるというのも難しいものですしね。
セローと付き合い始めて5年間、色々ありましたが初めて自分で選び、自分のお金で買ったバイクでした。林道での1速のスーパーローギアは安心感があり、申し分ないトルクとグリップ力、見映えなんか気にせず扱いやすさ重視で足を着かせながらバタバタ動かせるいいバイクでした。ぶん回せる練習用の耐久性のあるバイクを無くすのは惜しいですが…(笑) 自分を育ててくれたセローに本当に感謝しています。セローでの体験がなければ、WRを手放しで楽しめなかったかもしれません。
まだすぐにはドナドナにはなりませんが、残った時間でオイル交換リヤタイヤ交換ワイヤーオイル追加くらいはしておきたいですね。